サーフィンと英語とミニマリスト。

サーフィンが好きで英語勉強中のミニマリストのブログ。

Surftrip in Bali_検討編

前作(作品といっていいのかは不明だが)はフィリピンにサーフトリップへ行った時の様子を電子書籍化した。

Surftrip to Launion in Philippines 2017
夜も楽しむ、週末サーファーの旅行日記
https://amzn.to/41OMXos

レビューは少なく、評判もあまり良くないが、こんなコメントをもらえて涙が出るほど嬉しかった。
「僕も数ヵ国だけど海外トリップをして楽しい思い出や、危ない思いやいい出会い、経験をした。まるで自分が行ったような感覚の作品だった。ありがとう。」

次回作を書きたい気持ちもあるが、トリップに行かないことには書くことはできない。

今も変わらず毎週末、海に行っている私だが、結婚し、前の仕事を辞めたことが変わったことである。それでも、またサーフトリップに行けることになった。「それでも」というよりは、「それだから」かもしれない。前の仕事も8年近く続いていたが、いろいろと考えることがあり辞めることにした。かなり小さな会社で役職もなく、35歳にもなっていたため、転職は苦戦が予想された。ただ、このタイミングで転職しないともっと厳しくなると思ったので、奮起した。

個人的には、少し間が空いてもゆっくり休みつつ新しい仕事を決めても良いと思っていた(現実的にはそんなにお金が続くわけではないが)。しかし、妻からは、前の仕事を辞める日までに次の仕事を決めるようにと言われ、それを条件に新しい仕事までの間が空いても良いと許可を得られた。

そこで、まずは職探しの前に、仕事を辞めた後のサーフトリップの予定を立てた。自分でもなかなかのサーフィンバカだと思ったが、それがなかなか良いモチベーションになった。

結果、仕事も決まり、サーフトリップが決行されることになった。妻や友人と休みが合えばよかったが、なかなか難しいため、一人で行くことにした。

行き先はすぐに決まった。私は今までに、南台湾、オーストラリア、フィリピンへサーフトリップに行ったことがあり、それ以外にも、旅行のついでではあるが、ハワイ、スリランカでもサーフィンをしたことがある。周りにも意外に思われるが、サーフィンで有名なインドネシアのバリには行ったことがない。ずっと行ってみたかったし、ちょうど良いタイミングだと思った。

そして、一人旅も久しぶりだった。昔、ヨーロッパの5都市をバックパック一つで一人で回ったこともあるし、香港とマカオを2000円ぐらいの安宿を泊まり歩いたこともあるが、サーフィンと出会って以来、一人旅はしていなかった。

たまに「一人旅って寂しくないの?」と聞かれることがあるが、私の場合は確実に「寂しい」と答えている。できることなら、気の合う友達と一緒に行きたいと思っている。ただ、そう簡単に予定が合うわけでもないので、せっかく行けるチャンスを逃してしまうくらいなら、一人で行ってやるという考えである。

また、何度かサーフトリップをして感じたことは、「サーフィン」という共通言語があると、結構簡単に海外でも旅を一緒に楽しむ程度の知り合いができるのだ。それもあって、今回の旅も比較的、寂しさも拭えるだろうと思っているが、やはり、連日一人で食事をするのは少し不安になる。陳腐だが、不安と興奮が入り交じるってやつだ。

話は逸れるが、なぜまたこんな風に書こうと思ったのかを少し話そう。前作の評判は決して良くない。ただ、前作を書いてみて、その作業は大変だったが面白かった。もともと、文章を書くことが好きだったわけではないが、楽しかった旅の思い出を改めて思い返して書いてみると、またその旅の世界に戻れるのだ。書くことで、もう一度旅を楽しむかのような感覚を味わえる。さらに時間が経った後、読み返すと、また鮮明に思い出せて、3度も楽しめるのだ。なので、もしあなたも楽しい旅行ができたら、書き溜めてみると良いかもしれない。

そして、私の楽しかった旅をほんの少しでも感じてもらえたらと思い、再び書いてみることにした。