サーフィンと英語とミニマリスト。

サーフィンが好きで英語勉強中のミニマリストのブログ。

動画を繰り返しみて気がついたテイクオフの重要なポイント。

最近、テイクオフの瞬間だけの動画を作ってます。


繰り返し見て気がついた大事な点を説明します。


ポイント1=ポジショニング

これホント重要です。波のどの位置からテイクオフするか。
これが合っていなければ、どんなにパドルしても意味ないです。
逆に位置があっていれば、ある程度波の形がよければ1、2回のパドルで波にのれます。

プロもテイクオフの前に、いいポジションから離れていれば、
すごい速さで移動して合わせにいきます。

これの0:45辺りをみてもえればわかりますが、
かなりキョロキョロしながらいいポジションを見極めています。
他のシーンをみても前後左右とにかくあわせるために移動しています。


これには波の見極めが大事になりますが、
それを養うには、「どこで乗るかクイズ」がおすすめです。
海に入りながら、自分とは離れた位置に入ってくる波を見ながら、
この波はどこからなら乗れるかを予想するクイズです。
うまいサーファーがその波をどこで乗るのかを観察して答え合わせをします。

これの正解率が上がってくれば、
自分がそこに移動できれば、いいポジショニングから
波が乗れるといことになります。

それに伴って、いいポジショニングまですばやく移動できる
パドリング力も必要にあります。


ポイント2=板の傾け具合

これ一番むずかしいし、
テイクオフの速さに関わってくるんじゃないかなと思います。

よく、胸で板を押しながらノーズを下げるようにパドルしながら、
波の角度に合わせて波をキャッチする。
って説明がありますが、基本的には正しいと思います。

最初は背中をそりながら重心をおへそあたりにおき、
波にあわせて前重心に変更しながら、重心をみぞおちの少し上あたりに
移動させていきます。

(以前は顎をつけてボードを押すという解説をみますが、これはあまりおすすめしません。単純に顎がいたくなりますし、その後の動作もスムーズにいかなくなります。)

胸全体をベタッと板につけるというよりは、
肩はひらき、みぞおちの上あたりだけで板を押す。
鎖骨はあげており、横から見て、
みぞおちの上あたりを視点に頭側と足側が振り子になった
やじろべいがイメージに近いです。
その方が、波に合わせて細かい板の傾け具合を調整できると思います。

プロも肩を開きみぞおちの上あたりでバランスをとっています。


この動画の0:20あたりからのシーンをみても
肩は開きみぞおちあたりでバランスをとっているのがわかると思います。


ポイント3=波の高い位置で立つ


僕もなかなかうまくテイクオフできない時、
とにかくノーズを下げよう、下げようとテイクオフしてました。
ただこれだと、ずーとノーズを下げっぱなしで立つ時にはもうボトムの方にいるんですよね、、、それでスープに捕まっておしまい。。。

実際、最初はノーズを下げるようにするんですけど、
波をキャッチできたら、下げる力を緩めていき、水平を保ちます。

この動画の3:25あたりを見ていただきたいのですが、
最初はかなりしっかりと胸でノーズを下げようとしていると思うのですが、
パドルをやめたあたりから、水平を維持しようとしています。

これがほんと難しい。。。
下げる力を減らしすぎてしまうと乗り遅れてしまうこともありますし、
下げ続けたら立つときにはボトムにいってしまいます。。。

パドルの強さも調整します。
強く、もしくは多くバドルをしてしまうと波のボトムに行ってしまいます。

弱く、もしくは少なすぎてしまうと乗り遅れてしまいます。
あと1かきするかしないか、さらにその強弱のレベルで調整しています。


プロもほぼ(チューブライディング等を除いて)
100%波の高い位置で立ち上がっています。



この上記3点を見事に守っていない
昔の僕の動画がありました。。。
 

ワイドな波の真ん中から、
胸をべったりつけて、とにかくノーズをさげつづけ、
ボトムでたってこける、、、
右側の人は切れ目から板が水平になったまま、テイクオフして一応乗れてますね。。
こうならないように、皆さんはたくさんいいテイクオフの瞬間を見て、身につけてくださいね。